塾長コラム

社会に役立つ大人に育てる「石井メソッド」 PART1

「20年の塾経営でわかったおこさんを幸せにする教育」 の中の第4章を紹介させていただきます。

第4章 社会に役立つ大人に育てる「石井メソッド」

願いは「社会に貢献する人材を育てる」事です。私は、塾教育を通して「社会に貢献する人材を育てる」という事を目標としています。  
入塾したばかりの新しい生徒の中には、それまで成績が思うように上がらないなどの理由から、自分に対して自信を失っている子が少なくありません。
しかし、私は入塾した直後の生徒に教える際には、出来ないところを瞬時に発見し、伸ばすべきところを徹底的に取り組む事によって、
短期間で成績を上げ、自信をつけさせる事を重視しています。これが、当塾の一番の売りでもあります。
生徒の性格や特徴からも、それに合った教育を施すのです。これによって、テストで簡単に十五点や二〇点上げさせる事が出来ます。
点数が上がると、「やれば出来る」と思うようになります。そのように思い込ませる事が大切なのです。
 
それ以降の高校・大学受験に関しては、その生徒に合わせた一冊の参考書や問題集を繰り返し学習させます。
一冊の参考書や問題集を隅々まで理解する事によって、基礎・基本を徹底させ、さらに出来てほしいと思う問題や、
その生徒に必要な問題を繰り返し学習させます。
私の経験上、これが最も成績が上がる方法だと思います。
志望校が決まれば、その学校に応じた勉強に取り組みます。過去問を分析し、その学校に合格するために必要な参考書や問題集を繰り返し学習していく事になります。
多くの生徒が、これによって志望校に合格する事が出来ています。

 合格に関するメンタルな部分に関しては、セルフコントロールする力を養わせる事によって対応しています。
他にも、状況に応じて生徒と面談を行い、大丈夫だと思い込ませるようにしています。
追い込む事はせず、応援団になります。 また、なぜその大学に進むのかを意識させる事も大切です。
これは非常に重要な事ですから、志望校を決めた段階で聞くようにしています。
多くの生徒は「近いから」「国立だから」「東京に行けるから」「有名な大学だから」といった安直な志望動機である事が多いのですが、
そこをうまく掘り下げて志望動機を明確にさせる事にも取り組んでいます。
これらの教育方針に通じる事は、「自分で考えて行動出来る人になってほしい」という事です。
勉強の仕方を学んだら、出来るだけ自分で考えて取り組んでいく。
親に言われたから、周りがそうしているからではなく、自分で考えて志望校を選ぶ。
自分の価値観や考え方を持つ事ができれば、それが社会や人のためにどう生かせるかも考えられます。
それらを考えながら生きていく大人になってほしいと思います。

過去の記事

全て見る