塾長コラム

2020年の大学入試改革に必要な力

現中3生からはセンター試験が廃止され新テストが導入される予定です。
そこではどのような力が必要となってくるのでしょうか。

学力の3要素は
①知識・技能
②思考力・判断力・表現力
③主体性・多様性・協調性

です。

今までは①の要素が重要でした。2020の大学入試からはこれは高校で行われる基礎学力テストになります。
そして②は学力評価テスト、③は大学の独自入試において必要な力となっていきます。

国(文部科学省)は本気で大きく教育の舵を切ってきました。この背景には日本の大学の評価が低いことに危機感を感じているからです。
東京大学でも世界の大学のランキングからすると32位です。100位以内に入っている大学は4校しかありません。アメリカ、イギリスには
大きく水をあけられており、アジアでもシンガポールや中国の大学に負けているようです。
日本の大学が評価されていないので一昔前は「ジャパンバッシング」という言葉がはやりましたが今や「ジャパンパッシング」だそうです。
日本がスルーされるようになってきました。
このことからもこれまでの知識・技能偏重から②と③の表現力や主体性を重視する入試制度に改革しようとしています。

今後は小論文を書く力、自由英作文を書く力、プレゼン能力、集団討論力などが重要になってきそうです。

石井進学塾グループでも今後これらの能力向上を見据えた講座を充実させていくつもりです。


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